台湾オオクワガタ

台湾フォモサナス
学　名　：　Ｄｏｒｃｕｓ　ｃｕｒｖｉｄｅｎｓ　ｆｏｒｍｏｓａｎｕｓ
原産国　：　台湾・中国（福建省）
最大サイズ　：　７８ｍｍ

台湾にはフォモサナス（台湾オオクワガタ）とシェンクリングオオクワガタの２種がいますが、最近になって海を渡った対岸側の中国にも同様に存在する事が確認されています。台湾オオクワガタは国産オオクワガタと近い種類のようですが、太く湾曲の強い大顎、前胸背板側面の抉れが前方に位置する事が大きな違いでしょう。よく観察すると格好のいいクワガタなのですが、最近は人気に欠けているようです。　

台湾オオクワガタのブームはそれこそ季節風の如く去ってしまいましたが、懐かしい心わくわくさせた頃の記事を紹介しましょう。月刊むし１９９３年６月号「クワガタ特集号・５」にて小島啓史先生の「クワガタムシの繁殖飼育」で始めて台湾オオクワガタの飼育記事が載ったのでした。

台湾オオクワガタの飼育
現在私は台湾オオクワガタの種を切らしてしまい、また新たに台湾産のオオクワタの入手をしなくてはならないのですが、太くて大きくなる台湾オオクワガタはまだまだ魅力溢れる虫だと思います。飼育法はオオクワガタと同じ。過去と違い、現在は安価で入手できますので、是非真面目に台湾オオクワガタと取り組みませんか？