ホシボシツノカナブン
学  名 : Amaurodes passerinii linnei
原産地 : タンザニア北東部・ケニア南東部
最大サイズ : 44mm

小さなカナブンだが、黒のボディーに大きな赤・黄色の水玉模様がある、お洒落な虫。また、小さいながらも、角があるミニチュアなカナブン。幼虫はゴライアスのような黒い頭部をしている。見方によってはオーベルチュールオオツノカナブンのような色構成になっている。土繭は弱くもろい為、飼育容器の蓋にくっつくように作る。幼虫は肉食性もあり、ペットフード、ドライジャーキー等を与えると大きくなる。
ホシボシツノカナブンの飼育

ホシボシツノカナブンの飼育はオーベルチュールオオツノカナブンの飼育に準じますので、オーベルチュールオオツノカナブンの飼育をご覧下さい。
但し、虫の大きさが小さいので、大きな容器は使わず、中型以下の小さな容器を使うほうが、雄雌の出会う機会が増えて交配が進みますので、
あまり大きな容器は必要ないと思います。

オーベルチュールオオツノカナブンの飼育
この固体は繭から這い出して蛹化していましたが、マットの上にうつ伏せにしておいたところ、無事羽化したものです。が、羽化後後翅が上翅に収まる事は有りませんでした。
雄の前胸背板の模様はほぼ一定した1本線だが、雌は一定しない。
角の先端は二股に分かれ、複眼の上には小さな角が2本ある。
左が雌、右が雄
左がオレンジタイプ、右がレモンイエロータイプ
ホシボシツノカナブンの終令幼虫
ホシボシツノカナブンの土繭
羽化したばかりのホシボシツノカナブン