クラッツオオツノカナブン
学  名 : Chelorrhina kraatzi kraatzi
原産国 : 北西カメルーン・ナイジェリア
最大サイズ : 80mm

魅惑の黒いボディーに黄色の縦縞模様の美しい虫。角はオオツノカナブンの中にあって最も長くまっすぐに伸びる。産地により、マリアナなる亜種がある。飼育は非常に難しいようで、現在国内にクラッツを飼育している方は少ないようだ。従って、取引される価格も非常に高めで推移している。とにかく、弱い虫なので、沢山の幼虫が取れても親虫になる数は少ない。が、飼育が不可能な虫でない事は、私が他のオオツノカナブンと同じ飼育方法で累代飼育ができているので証明できると思う。この虫も、ミイロオオツノカナブンと同じように後足の符節は黄色になり、お洒落。また、大型固体は出にくく、話によるとマリアナは大きな固体になるとの事。
クラッツオオツノカナブンの飼育

クラッツオオツノカナブンの飼育は、オーベルチュールオオツノカナブンの飼育に準ずるので、ここでは割愛させていただきます。但し、オーベルチュールオオツノカナブン程強い虫ではない為、飼育には細心の注意を払ってやります。特に粉ダニや餌の状態(劣化、菌糸の充満等)には注意が必要だと思います。
オーベルチュールオオツノカナブンの飼育
クラッツオオツノカナブンの若終令幼虫
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