ヘラクレスオオカブトムシ
学  名 : Dynastes hercules hercules
原産国 : 小アンティル諸島(グァドルーブ島・ドミニカ島
最大サイズ : 150mm


世界最大のカブトムシ。前胸から前にスラリと伸びた長い胸角とそれを受ける長い前角は大迫力。
上翅は薄い黄色もしくは薄い青(白に近い)になる。
頭部にはオレンジ色に光る繊毛が生え揃い、ハンサムな顔とでも言おうか、非の打ち所が無い。
ヘラクレスオオカブトムシには亜種が多く、。同じ小アンティル諸島のマルティニーク島、セントルシア島
にはD.H.baudrii、トリニーダードトバゴにはD.H.bleuzeni、南メキシコにはD.H.tuxtlaen-
sis、グァテマラ・ホンジュラス・ベリーズ・エルサルバドル・ニカラグア・コスタリカ・パナマにかけては,
D.H,septentrionalis、アンデス山脈北西部にはD.H.occidentalis、アンデス山脈北東部
及び中東部にはD.H.lichyi、南米中央部アマゾン川市流域にはD.H.ecuatorianus、ブラジル
東東南部大西洋沿岸にはD.H.paschoaliの計8亜種が存在する。中でも最大になるのはD.H.
lichyi(リッキー)だ。
あなたも、世界最大のオオカブトムシを飼育してみませんか?
小さいけど、ヘラクレスオオカブトムシです。
雌の胸板、上翅には長い毛が生えている
tuxtlaensis
hercules
baudrii
bleuzeni
paschoali
ecuatorianus
septentrionalis
occidentalis
lichyi
ヘラクレス大カブトムシ(ヘラクレスヘラクレス)の雄姿
ヘラクレス大カブトムシの魅力は太くて長い胸角に尽きる!胸角の内側に生えるオレンジ色の繊毛はDynastes属共通の特徴だが、この繊毛がヘラクレスの気品を象徴するアクセントになっている。ヘラクレス大カブトムシは愛情を込めて大切に飼育すれば必ず大型の立派な固体が姿を現してくれる事もこの虫の人気の鍵ではないかと思う。最近では新たな産地が発見され、亜種がどんどん増えている。ヘラクレス道も奥が深くなってきた!
写真提供 : 千葉県INTさん
ヘラクレスヘラクレスは亜種中で最も胸角が太く立派になる。しかし、日本人による乱獲が問題化し、現在では高価なヘラクレスになってしまった。
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