ニジイロクワガタ
学 名 ： Ｐｈａｌａｃｒｏｇｎａｔｈｕｓ ｍｕｅｌｌｅｒｉ
原産国 ： オーストラリア北東部・ニューギニア
最大サイズ ： ６８ｍｍ
ニジイロに輝く文字通りのクワガタ虫。全身メタリックのボディーは美しい緑色と赤色の光を放っている。オーストラリアの大自然が生んだまさに神様の作る宝石といったところ。飼育は簡単で、誰でもその神秘の輝きを増やす事ができます。
ニジイロクワガタの飼育
飼育容器は中サイズ
マットはバクテリア発酵マット
産卵木は柔らかめを選ぶ
雌は材に潜って産卵するので、芯の無いもの（右）を選ぶ
材は樹皮を剥き、植菌用の穴は綺麗に掃除し空けて置く
一晩水に浸漬する
底から１／３位までしっかりマットを詰める
産卵木をセット
産卵木の回りにしっかりマットを詰めていく
マットは埋め切ってしまう
転倒防止用の樹皮を敷く
餌台をセットして完了
成虫は大食いなので、餌が結構減ります。小まめに餌を与えます。交配が確認できれば、２〜３週間で産卵行動をポツリポツリって感じで続けます。成虫の寿命は長く、だらだら産卵になります。注意しないと、メスは自分の産んだ初令幼虫を捕食します。（ドルクス系と同じ）出来れば、初令幼虫は小まめにピックアップするか、産卵が確認できれば、別の飼育容器に親虫を移した方がいいでしょう。
次はパプアキンイロクワガタです。
写真では本物の美しさは表現出来ない。
前胸背板は分厚い鉄兜のようだ。この固体は年寄りだが、掴む力も強い
腹側もメタリックグリーン
大型個体は大顎も立派
ニジイロクワガタとタマムシ
関係ない話ですが、カラーリングが良く似ていますよ！
