オオヒラタカナブン(スラウェシ島)
学  名 : Agestrata orichalca augusta
原産国 : スラウェシ島
最大サイズ : 50mm

カナブンの王様といった風格のオオヒラタカナブン。大きいだけで何の変哲も無い虫のようですが、実はとてもキャッチしにくい珍しいカナブンなんです。大型になるだけあって、動きはそれ程俊敏ではなく、ヨコヅナマダラハナムグリと同じ位のスピード感で動きます。スラウェシ島の虫は体色が赤み掛かり、見方によってはワインレッドの光沢が美しい。側面から見ると腹の気孔の部分に縞模様があり、ちょっと爬虫類っぽい模様になる。雄雌の区別が分かりにくい虫で、交配する雄雌を見比べてもなかなか分かりにくい。
写真では上手く色が出ない。エンジ色の固体
腹部側面には紋様が出る、体高は低くその名の通り平べったい
腹部の突起が発達し、お尻は上翅に収まらない
口はU字型になっている
この写真では少し色が捕らえられた。赤っぽい色合いがお分かりいただけると思います。
とても、大きなカナブンで、貫禄は十分。何とかブリードで数を増やしたい虫です。
飼育法は他のカナブンに準します。
オオヒラタカナブンの大きな卵
触角を広げるとかなり大きい